投資信託ってなに?【ギャンブル・国債との違いも】

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※この記事は一般的な情報提供を目的としています。

投資やNISAと聞くと、何から勉強したらいいのか?どれが正解なのか?と分からなくなることも多いと思います。

今回はそんな状況に陥った過去の自分に向けて投資信託の情報をまとめてみました。

同じように投資について迷っている方の参考になればと思います。

投資信託ってなに?

まず投資信託とは、投資のプロを信じてお金を託すという商品になります。

みんなでお金を出し合い、プロに運用してもらう仕組みです。

たとえば、

あなたが100円、隣の方も100円、さらに私が100円・・・
と1000人が100円ずつ出し合えば100,000円(10万円)になります。

そのお金を使って、

・会社の株
・外国の株
・債券

などに投資します。どこに投資するのかは商品ごとに変わってきます。

例えば、米国株式の代表的な指数S&P500に連動する運用を目指す「〇〇 S&P500」などの商品は、米国の優良企業約500社に投資できます。この指数の動きと同じになるよう運用するのがプロ(運用会社)です。

個別企業での資産運用より、手間暇がかからず投資初心者向けであると考えます。

なぜ初心者向き?

投資信託が投資初心者向けと言われる理由は3つあります。

① 少額からできる
② 自動で分散される
③ 手間がかからない

例えば先ほどの「〇〇 S&P500」という商品は5,000円でも買うことができます。
同じことを自分でやろうとすると、莫大な資金が必要となります。

また、アメリカの優良企業約500社に投資ができる形になり、1社がつぶれてもその企業は自動で排除してくれたりと分散と手間がかからない点がメリットになります。1社の株に集中するとリスクが高くなりますが、投資信託(特にインデックス型)なら何百社にも分散されますので個別株よりリスクが低めとされます。

これらの点から、長期的に成長すると考えられる指数に連動するような商品(インデックスファンド)が失敗しにくく初心者向けと考えています。

投資とギャンブルの違い

投資を始める前に、ここの理解が一番大事です。

なぜなら、理解や腹落ち、納得の無いまま初めても●●ショックなどがあると、継続できなくなる人もいるからです。いわゆる「握力」と表現される部分ですね。

では私なりの線引きを紹介します。

ギャンブルとは?

ギャンブルとは再現性が低く以下の要素があるものと考えています。

・短期勝負
・運の要素が大きい
・胴元が必ず儲かる
・全員のお金が増えることがない

例:パチンコ、競馬、宝くじ など

これらの期待値は基本的にマイナスです。
集めたお金から、手数料(胴元)が引かれ、残りのお金を奪い合うというイメージです。

投資とは?

ここでは、企業や経済の成長にお金を預け、その成長の恩恵を受けることと定義します。

世界経済は長期で成長してきました。また、今後も世界の人口は増えるとGDPが拡大し経済も成長すると考えられます。短期的には様々な要因で上昇と下落が起きるが、長く見ると成長が期待できるものになります。

技術革新により新たな付加価値が創造されていくと考えられます。

投資とはこの成長に乗り、お金を増やす仕組み(方法)と考えます。

リスクがある商品ですが、そのリスクを抑えるポイントとして「長期・分散・積立」などが挙げられます。

NISAを利用した投資信託の積立投資は、初心者でもこれらのポイントを抑えることが可能になります。その結果、リスク軽減や長期的なスパンでの損失をある程度軽減できるだろうと考えています。

投機とは?

ギャンブルより投資に近いですが、ここでは短期の値動きで利益を狙う手法のことと定義します。

同じ株式市場という投資先でも「短期トレード」など、やり方によって投機にもなるという解釈です。

・急騰株
・仮想通貨短期売買

このような短期的なものは投資というより投機と考えます。

FXやレバレッジを効かせた商品もこちらに該当すると線引きしています。

国債との違いは?

よく「国債のほうが安全では?」と聞かれます。

確かに、我々日本人からすると、日本の国債は安全性が高いです。
なぜなら、発行しているのは日本(政府)だからです。

とくに最近は金利が上昇した為、興味を持たれる方が多いです。


国債

✔ 個人向け国債は元本割れなし
✔ 金利は低め(貯金よりは高め)
→ 守るお金


投資信託

✔ 価格は上下する
✔ 長期で増える可能性
✔️ NISAが利用可(一部対象外あり)
→増やすお金


これらの特徴から役割分担が変わってきます。

ただし、現在の国債の金利ではインフレ対策としては不十分です。

金利1%なら 100万円 → 1年後101万円。

しかし物価が3%上がれば、

実質的には目減りします。 国債は悪くありません。

ただし、老後の長期対策としては「増やす力」が弱いのです。


インフレという見えない敵

ここが本当に重要です。このインフレ対策の為にに投資が必要と考えるほどです。

先ほど同様、仮に年3%物価が上がると、

20年後のお金の価値(購買力)は約0.55倍になります。

現在の100万円 → 実質約55万円相当になり、購買力が減ってしまうのです。

せっかく節約をして、貯金をして貯めておいた100万円がかなり力を失っています。

ちなみに2026年時点のデータを紹介します。

総務省が1月23日に発表した2025年の消費者物価上昇率は生鮮食品を除いて3.1%と、先ほどの例を超え、かなり高くなっていました。ちなみに直近前年同月比のインフレ率(コアCPI)はまた2.0%上昇しています。去年もモノの値段が上昇し、そこから更に2%上昇していると言う状況です。


医療保険も同じ問題を抱える

これは個人で入る保険についても同じことが起きます。

たとえば、「入院1日1万円」の医療保険に加入したとします。

物価が年3%上がれば、

20年後の1万円は
実質約5,500円の価値。

つまり、

約半分の価値になります。

一方、日本には

・高額療養費制度
・国民健康保険

などの公的制度があります。

高額な医療保険よりも、

資産を増やすほうが合理的な場合も多いのです。


じゃあ投資信託は絶対安全?

いいえ。価格は上下します。そのため下落時に怖くて売却してしまえば損もします。

ですが、

✔ 長期
✔ 積立
✔ 分散

を守れば、

ギャンブルとは全く別物になります。


まとめ

投資信託とは、

✔ みんなで出し合う
✔ プロが運用する
✔ 長期で増やす仕組み

国債は守るお金。
投資信託は増やすお金。

そして、

インフレに勝てる可能性があるのが
投資です。

大切なのは、

「怖いからやらない」ではなく
「仕組みを知って選ぶ」こと。

この記事が、投資について迷っている方の参考になれば幸いです。

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