こんにちは!
30代金融業界勤務のFPサラリーマン のりじです。
今日は国民年金の付加年金についてお話ししようと思います。

また、難しい話をして!
大丈夫です。今日は簡単で少額!2年で元が取れると噂のお得な話をあなただけにします。
・・・大丈夫です。詐欺ではありません(笑)

加入者
国民年金だけでは不安、だけどそんなに掛金も払えない・・・・
こんな方に是非お勧めしたい内容になります。
付加年金とは
付加年金とは、国民年金加入者が、国民年金保険料とは別に「付加保険料」を月額400円を納付することで65歳から受け取る老齢基礎年金に上乗せしてもらえる年金のことです。ちなみに金額は老齢基礎年金と一緒に振り込まれてきますし、終身年金となっています。年金額は以下のとおりです。
付加年金の金額(年額) = 200円 × 付加保険料納付月数
となります。
例えば1年間だけ付加年金に申し込み、保険料を納付したとすると
掛金は 4800円 (毎月400円 × 12ヶ月)となりますが、
受給する時は 2400円(年額) (200円 × 12ヶ月)が
65歳からの老齢基礎年金に毎年上乗せされます。
要するに2年で元が取れるお得制度というわけです。
どんな人が対象か
え、そんなにお得なら自分も入りたい!と思う方もいるかと思いますが、付加年金の申し込みをできる人は限られています。
- 国民年金に加入中で掛金を納めている方(第一号被保険者)
- 任意加入被保険者(65歳以上の方を除く)
要するに、国民年金に加入していて保険料を納付している方となります。*厚生年金加入者は対象外
ここで注目なのが、2.任意加入者です。そもそも任意加入者とは60歳以降も国民年金に任意で加入し、保険料を納付することで65歳から貰える老齢基礎年金を満額に近づけることができる制度です。任意加入する方が併せて付加年金に加入することにより、少額ですが年金を増やすことにつながりますので、お勧めの制度となります。
国民年金基金との違い
ここまで聞いて、
「国民年金基金」みたいなもの? と思ったあなた! よくご存じですね!でも、若干違います。大きな違いは以下のとおりです
●付加年金 掛金は毎月400円 老齢基礎年金に含まれて振り込まれる。
●国民年金基金 掛金は年齢・性別により変化 実は付加年金が含まれている。
要するに、少額なら「付加年金」・多少無理ができるなら「国民年金基金」という感じです。
加入方法
ここまで、付加年金についてみてきました。

でも、申し込みとかなんだか大変そう・・・
こんな方に、朗報です。
申し込みは市区役所や町村役場、年金事務所でも可能です。申し込みをして納付書が届くのでお金を納めるだけです。*辞める時にも申し出が必要です。
また、あまり知られていませんが「付加年金」も「国民年金」も前納することができます。一定期間の保険料をまとめて先に払うことにより割引される制度ですが、納める余裕資金がある場合は是非申し込み時に説明を聞いてみてください。
まとめ
今回は国民年金にある「付加年金」制度についてみてきました。
ポイントは以下のとおり
- 2年で元が取れる国民年金の増額制度
- 加入できる人は国民年金を納付している人
- 金額が毎月400円と安い
- 前納制度で割引もされる
- 申し込みは市区町村の窓口または年金事務所で可能
いかがだったでしょうか?
もし、毎月の掛金額を増やせるなら「国民年金基金」や「iDeCo制度」を使用するのも手です。
少しでも老後資金を増やして、お金の不安を減らしましょう。
では、ここまで
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