【投資先】全世界・S&P500・NASDAQ【違い】

資産運用

こんにちは

投資信託で資産形成中 ノリジです。

今回は、投資初心者が最初に抱く疑問の一つである投資先について書いていきたいと思います。

よくこんなことを聞かれます。

投資信託の投資先で

全世界・S&P500・NASDAQ100

の違いがいまいちわかりません

正直、どこがいいですか?の質問には答えられませんが、投資先の違いならお話しできます。

自分が納得できる先に投資することが大事

是非参考にしていただければと思います。

今回は投資初心者がよく突き当たる投資先の違いとして

「全世界」・「S&P500」・「NASDAQ100」を比較して見ていきたいと思います。

一部ファンド名を出していますが投資は自己責任になります。

また、ファンドごとコストなどが変わったりします。

投資信託購入前には「目論見書」をよく読み、確認しましょう。

全世界

これは一番わかりやすいと思いますが投資先は「世界全体」です。

三つの中で投資先が一番分散されています。

ファンドごとに「全世界」といっても、比率が異なります。

例えば、「eMAXIS Slim 全世界株式」というファンドの構成比率(2022.1.26現在)では以下の通りです。

  • 先進国・地域 全体の88% 23ヵ国・地域
  • 新興国・地域 全体の12% 27ヵ国・地域

先進国代表:アメリカ59.6%、日本6.2%、イギリス3.7%、フランス2.9%、カナダ2.9%

新興国代表:中国4.1%、台湾1.8%、韓国1.5% 

と、かなり広く分散されているファンドであることが分かります。

ちなみに、このファンドは「投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー2021」で堂々の第一位となっています。

コストも低く、広く分散した投資ができるからですね!

なお、全世界を投資対象としたETF「VT」も同コンテストの3位になっています。

S&P500

簡単に言うと、アメリカ市場の代表500社で構成されている指数です。

この指数は米国市場時価総額の約80%をカバーしていると言われています。(2021年時点)

過去データより、全世界より高いリスク・リターンが期待できるとされています。

例えば、「eMAXIS Slim S&P500」というファンドがあります。

三菱UFJ国際投信のHPで「全世界」と比較すると以下のようになっています。

上記期間では両者とも右肩上がりですが、「S&P500」の方が上昇面でより力強い伸びを示しています。

ちなみに、このファンドは「投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー2021」で第四位を獲得しています。

NASDAQ100

最後は「NASDAQ100」です。

米国NASDAQ市場における、代表100社で構成される株価指数です。

NASDAQ市場??

S&P500と、どう違うの?

S&P500は米国全体の中からですが、

NASDAQ100は米国NASDAQ市場から選ばれます。

つまり、広く分散する面で比較すると以下の通りです。

・S&P500(米国全体)> NASDAQ(米国の一部)

NASDAQ100の構成は、情報技術系が中心となっています。

リスク・リターンはどっちが高いの?

結論だけ述べると、2001年~2021年までのデータでは、NASDAQの方がリスク・リターンが高かったことになります。

この点は「PayPayアセットマネジメント株式会社」さんのHPに非常に参考になるデータがありますのでリンク先よりご確認ください。

※「レバナス」とはレバレッジ(指数の動きに対し2倍動きを目指す)をかけて、より成長の恩恵を受ける手法の一つで、2021年のトレンドとなっていました。

まとめ

今回は「全世界」・「S&P500」・「NASDAQ100」を比較してみました。

リスク・リターンの低い順番に「全世界」・「S&P500」・「NASDAQ100」となります。

なお、リスク・リターンの低い順番はそのまま分散効果の高い順となっています。

それぞれの違いを知り、自分が期待・納得のできる先に投資していただければと思います。

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